IT業界で働くのであれば、英語の習得を前向きに検討したいところです。
というのも、IT業界は以前から、長い間人手不足に悩まされていることが背景にあります。
そのため、近年では外国人エンジニアを受け入れて人手不足を解消する企業も珍しくありません。
しかし、外国人エンジニアは実用レベルの日本語が話せるとは限らないので、言語の問題が出るのは当然です。
もちろん、国や地方自治体も、日本で働くことを希望する外国人に日本語の習得を促しています。
ですが、言語の問題によるコミュニケーション不全が起こる可能性は決して低くないのです。
また、海外企業と共にプロジェクトを進めるケースも増えてきており、こちらでも言語の問題はネックとなりかねません。
英語が世界共通語とはいえ、日本のように全ての国が英語を公用語としているわけではないのです。
英語を習得していても、言語の問題が解決できずに困る可能性もあり得ます。
とはいえ、外国人エンジニアに最も通用しやすい言語は英語です。
外国人エンジニアと共に働く可能性が高まっている以上、英語の習得を前向きに検討するのが良いでしょう。
プロジェクトに外国人エンジニアがいる場合、チームメンバーを率いるSEには英語が必須と言えます。
専門用語も多数登場するので、通訳の難易度は高く、責任重大かもしれません。
反面、英語を習得していれば外国人エンジニアに適切な指示を与えられます。
コミュニケーション不全の状態はプロジェクトに悪影響をもたらすので、英語力で上手くカバーしましょう。